路面電車

路面電車の歴史やシステム、世界格好の路面電車について。

各国の近代型路面電車

◯ヨーロッパ

・フランス

 ・パリ:1992年に新規開業(T1路線)。車両はTFS-2型。

 ・ルーアン:1994年に新規開業。車両はTFS-2型。

 ・ストラスブール(ストラスブールのトラム):1994年に新規開業した。当初は小型のゴムタイヤ式地下鉄(VAL)を導入する計画だったが、取り止めた。

 ・ボルドー:2003年に新規開業。車両はシタディスを基とし、地表集電方式(イノレール式)の導入区間の走行にも対応。

 ・ニース:2007年に新規開業。車両はシタディスを基とし、バッテリーによる無集電区間の走行にも対応。

 ・トゥールーズ:2010年に新規開業。車両はシタディス。

・イギリス

 ・ロンドン郊外:クロイドンとウィンブルドンを結ぶ Croydon Tramlink がある。

 ・シェフィールド:シェフィールド・スーパートラム - バス会社との競合による躓きなどから失敗例と言われることがある。

 ・ノッティンガム:Nottingham Express Transitがある。

アイルランド

 ・ダブリン:アイルランド語で「Speed」を意味するルアス (Luas) という路面電車が2004年に開通した。一部の区間はかつて存在していた鉄道の廃線跡を利用して建設された専用軌道である。

 

◯日本(次世代型路面電車 / LRT)

超低床車両については日本各地で導入されており、今後も多くの導入計画がある。

熊本市交通局

1997年に一部導入された9700形電車が日本で始めての次世代型路面電車とされる。

鹿児島市交通局

2002年に一部導入された1000形電車は日本初の純国産超低床電車である。

富山ライトレール

JR西日本富山港線路面電車化[10]し第三セクターが経営を引き継いだ。2006年4月29日開業(富山ライトレールとして開業時に一部区間が経路変更となった)。開業にあたり車両を全て次世代型路面電車に入れ替え、富山市の都市計画にも組み込まれるなどしていることから、日本における次世代型路面電車第一号とみなす考えもある。使用されている車両は2車体連節低床式路面電車で、愛称は「ポートラム」。

阪堺電気軌道

2013年8月に一部導入した、日本で最も新しい次世代型路面電車。1001形電車、愛称「堺トラム」。

 

参照:Wikipedia路面電車